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STORY
戦乱まみれの世の中を泰平の世に変えた将軍家。
その将軍家を、何より平和を表から、そして裏から支える者たちを忍者と呼び、人々は英雄視するようになっていた。
その中でも最高忍者〈キャラメル〉と呼ばれる呼ばれる者は、民衆からも忍者からも尊敬される、当代最強と謳われる忍者の中の忍者だった。
花形リンゴは、その最高忍者である兄、花形カスミに憧れて忍者の世界に飛び込むのであった。
Configuration
キャラメルリンゴというタイトルは、可愛らしさが先に立つタイトルですが、キャラメルには意味があり、リンゴという主人公の名前と合わせたものとなります。
物語の中で花形リンゴは兄と同じ、最高の忍者の位であるキャラメルを目指します。
「キャラ」とは漢字の「伽羅」からで、
「伽羅」とは最上級、人気がある者との意味があり、そこが由来で名付けてあるものとなります。
「メル」は「極める」から来ていて、
二つを合わせて作った言葉が、
「最高を極める者」という意味で
「最高忍者」=「キャラメル」としています。
illustration
花形リンゴと師匠である綺羅完を
HP用に描き下ろしてみました。
最初に、「キャラメルリンゴ」の元となる
読み切りマンガ「忍者ハナオ」の頃から
主人公のキャラはシンプルで色々な方に
描いてもらいたいと思って
デザインしていました。
今現在のペンタッチでこの子達を描くと、
線が随分細かく入り、
情報量も増えてイイ感じに!
ちなみに、イラストのリンゴと綺羅完は、
闇忍に襲撃された忍者大学校後の姿となります。
愛犬である白も成長した姿を
描いてみました。
Configuration2
主人公のリンゴ達が闇忍の襲撃を受けて、十二英雄忍の綺羅完、七式ヒロミの機転により命からがらたどり着いた場所が忍者大学校となります。
この大学校でリンゴ達は厳しい修行を行い、闇忍に埋め込まれた黄金虫を倒し、必殺技や零忍気を習得していく事となります。
忍者大学校の設定はかなり細かく、描くのに大変なものでしたが、アシスタントの皆さん達に一生懸命描いて頂き、とてもイイ画が出来上がっていました。
原稿が上がり、アシさん達が帰った後、吹き出しにセリフを入れる作業をするのが私の仕事の流れなのですが、
緻密なこの忍者大学校を舞台に活躍するリンゴ達の姿を、
その作業中にゆっくり見るのが作者である私自身がとても楽しみでした。
Postscript
右のイラストは、
読み切りマンガ「忍者ハナオ」の予告イラストで描いた主人公、ハナオとなります。
読み切りマンガの「忍者ハナオ」が、
連載マンガの「キャラメルリンゴ」の原型となりハナオとリンゴのフォルムはほとんど変更ありませんが、鉄下駄が鬼の鉄下駄に変更されて、物語のキーアイテムとなっています。
上部イラストのリンゴと見比べて見て楽しんでいただければと思います。
また、作中に登場する百天丸やララなど、他のキャラクターも楽しみながら描いて行きたいと思ってますのでお楽しみに!
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